〔雲を濾し〕

〔雲を濾し〕
宮沢賢治

雲を濾し
まことあかるくなりし空かな
子ら歓呼してことごとく
走り出でしも宜なれや

風のひのきはみだるるみだるゝ



青空文庫より引用