〔りんごのみきのはひのひかり〕


りんごのみきのはひのひかり
腐植のしめりのつちに立てり

根ぎはの朽ちの褐なれば
どう枯病をうたがへり

天のつかれの一方に
その朱金をくすぼらす



青空文庫より引用