ありや二曲 ×えこそ忘れめやそのくちづけのあとやさき流るる水をせき止めしわかれの際の青き月の出 ×雨落し來らんとして沖につばなの花咲き海月くらげは渚にきて青く光れり砂丘をかに登りて遠きを望むいま我が身の上に好しと思ふことのありけり青空文庫より引用